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【福岡県沖ノ島】の水中動画

玄界灘のアンダーな世界

世界に誇る玄界灘

福岡本土から北に60kmの沖合にある福岡最北の島。2017年の7月にユネスコ世界遺産に登録された島。人は一切の上陸は禁じられており公共の交通機関はありません。沖合にあるため天候も予測しにくく、風波潮流の影響を受け容易にダイビングできる環境ではありません。ダイビング船もその海域を知り尽くした船長の元、チャーターして行う以外ありません。

キンギョハナダイも大型でソフトコーラルとのマッチングが良い

独特の環境にある玄界灘

玄界灘は大部分が水深50m未満であり、世界的に見ても極端に浅い水深が特徴的である。そこには、タイ、アジ、ブリ、イサキ、タカベ、クエ、メジナ、ヒラマサなどが密度濃く回遊しており、釣り師にも人気のスポットになっている。

アジも前が見えなくなるほどに群れをなす

視界を覆い尽くしてしまうほどの魚たちの迫力には、玄界灘の世界に誇れる魚の密度があります。その環境に少し触れると圧倒される臨場感に気づかされ、湧き出てくるほどの魚の数に驚かされるはずです。
沖縄のような明るい水中の視界はあまりない沖ノ島ですが、そのアンダーな露出に咲くカラフルで舞台で美しいショーを見ているかのような究極の色彩美がそこにはあり、私の最も好きな水中の空間がそこにはあります。

浅いといっても20m以深にいることが大部分

近年は水温も上昇傾向にあり、タカベ、キンギョハナダイの数も着実に増加傾向にあり、海洋環境は日々変化し続けています。

特殊な装備で大深度での撮影も可能に

レジャーダイバーの活動

ダイバーも環境保全に大きく関与しており、水中に残された網や釣り糸プラスチックゴミなどをダイバーが回収して環境の保全のも協力しております。豊かな海洋環境を次世代に受け継ぐ活動をしていきたいと日々潜っております。

沖ノ島の水中動画

3分間ほどの短い動画で、1日撮影した程度のものですが5月の沖ノ島の水中をご覧いただけたらと思っています。

5月の沖ノ島

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