タツノオトシゴ出産を見たい!〜ロード第1章 vol.2
昨夜見つけられなかった「すぐる」の元へ真っ先に向かった。
衝撃の状態を目の当たりにする。
なんとすぐるのお腹が、、、脂肪吸引した後のように
皮が伸びて縮んでいるではないか、、、
昨日産んでたのか。。。見失ってたのは産んだ後だったからなのか、、、
あっけにとられ動けなくなる。
5分ぐらいショックで凹んでしまい、少し意欲が失せる。
一旦白色の「よしお」の元へ
少し不安を感じつつ昨日の付近を捜索。
いた、いた。ほっと一安心。
別の個体もリサーチに行くことに。
すぐるがいた場所付近をもう一度あさっていると凄まじいデカさのというか
パンパンのお腹のペア発見!!!
この時こいつらに運命を少し感じた。
なんかいけそうな場所だった。
ドラゴンのような立派な皮弁を持つメス。
カチョーーーいいGOOD。
「サリナ」と名付けよう。
そしてこいつ立派なオス「ケンタロウ」
育児嚢がもうすでの黒ずんできていて、
孵化も始まってる感じだった。
これは期待が持てる。
この3,4日間が勝負と踏んだ。
別のタツもリサーチするべくゴールデンウィークに発見していたが
水深も12m付近と観察するには遠いのと深いのとで避けていた個体に会いに行ってみた。
すると2個体見つけていたうちの1個体を発見。
もう1個体はもう産んでしまったのかいない。
しかしこいつはすごいボデぇーのやつだった。
もう皮が伸びていて薄い気がする。
間近なのか?
黒ずんでいる範囲も大きい気がする。
個体差なのか?
こいつは「ケイ」と呼ぼう。
ケイはフトヤギに同化しているのか手の届く範囲にもう3週間以上
は動いてないであろう。
基本は動かないことが多いが、こいつは特別そういう個体だ。
この何日かはこいつらにかけてみることにした。
vol.3に続く
スキューバダイビングを始めた方に『ダイビングを続けて愛してほしい』と日々研究し奮闘中。素晴らしい仲間たちに囲まれ福岡より世界に向けて発信中。