レジャーサイドマウントスタイル
サイドマウントって?
サイドマウントダイビングとはシリンダーを体のラインに沿うように取り付ける。
元々このスタイルは洞窟潜水などのいわゆるオーバーヘッド環境などからきている。
レクリエーション・ダイビングでもコースは始まっているが,全てのダイビングスタイルにも向いているというのは
また別の話のような気がする。
例えばビーチ・エントリーで強いサーフブレイクでのエントリーは困難です。
穏やかな環境かでの器材装着出来る環境とうねる強いサージがあるところでは違いが大きい。
いつもどこでも同じスタイルで。。。というのはまた別の話。
そしてサイドマウントは中性浮力が容易とか。。。これも別にそんなことはない。
実際に環境に目的に応じて使用したい。
器材面もいろいろと単純でなく、ちょっとした調整がうまくいかないと不快な感じになったり
コントロールが困難になってしまう。
BCDも通常のレジャーダイビングの使用している物と異なり、専用のBCDがある。
種類も豊富にある。
もっと潜ってみて価値を探って行こう。
利点
利点を言うなら、複数の呼吸器源、ガス量の増加。
但しガス量をただ増やすだけだと、ノンストップタイムギリギリや減圧潜水になってしまう。
ダイブプランによって適切にガスを選択する必要がある。
ナイトロックスを使用するとその価値は格段に広がる。
平均水深が深くなりそうなフォトダイブだったり、比較的深い沈船だったり(もちろんレジャー範囲)
に非常に効果的。
あとは、バルブが体の側面にある為操作しやすく、トラブル解決バックマウントに比べて対処しやすい。
マニホールドがない(直結してない)、アルミシリンダーのバランスの良さ(水中バランスの向上)
アルミシリンダーの種類によっても浮力が異なるので注意が必要だ。
水中撮影をしっかり行いたい方はカメラ自体の浮力もしっかり調整したいところだ。
スキューバダイビングを始めた方に『ダイビングを続けて愛してほしい』と日々研究し奮闘中。素晴らしい仲間たちに囲まれ福岡より世界に向けて発信中。