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AIR TOP TEAM PROJECT 湯瀬

決して豪勢なホテルやリゾートのようなダイビング船はないけれどもそこには野性味あふれるの海がある。今回もそんな魅力の詰まった鹿児島に仲間と繰り出した。

千貫瀬 大瀬
ツムブリ

初日は鹿児島屈指のポイント「千貫瀬 大瀬」。

ドリフトダイビング
ドリフトダイブ

どこまでも見えるほどの透明度と黒を混ぜたような深い青の中層を移動していくと、突風のような潮流を感じ、なんとか必死に逆らって泳ぎ、岩肌にしがみつき、匍匐前進を試みて進むとそこにイサキの壁、そしてツムブリがミサイルの如く飛んでくる。

イサキの壁
視界全てが魚

鹿児島の魚はどこか忙しく動き回る。岩肌を覆い尽くす魚と中層は水面付近まで流れる魚の群れ。一緒に潜る仲間の顔を見るだけでもう十分なのが一目でわかった。

バックロールエントリー
一気に岩のトップへ

2日目は湯瀬に行く予定が、強風影響を受けあえなく断念。一年間楽しみにしていたのにも関わらず非常に残念。行き先を変更し、漁船に揺られること40分、「久多島」に到着。このエリアで潜ることに、透明度そして魚影は文句なし。
ムレハタタテダイは圧巻だった。ここはモルジブか?

ムレハタタテダイ
ムレハタタテダイ

3日目は北西強風にて、苦しめられたが、凄まじい群れに出会えた。キビナゴを追うハントする魚たち。本当に最後まで気の抜けない予想することが難しいそんな海だった。

魚の群れ カンパチ ブリ
きびなごを追うカンパチ ツムブリ

20年ダイビングやっててもわかったつもりになっても、100%はなく、確実に出会える光景は存在しない。ダイバーに伝えていることがある。

水中撮影
魚に囲まれるダイバー

旅行会社のようなパッケージや不特定多数のダイバー向けではないこのツアー。誰しもが簡単に手に入れることができるものでなく、適切なトレーニングを積み重ね、自立したダイバー達だけが立ち会える海が経験してきた先にあることを皆さんに知っていただく海がここにはある。

アオウミガメ

16年お付き合いがある現地のサポートしてくださる方々に感謝したい。
いつもありがとう。

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