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ダイビングの安全10ヶ条 その2

機能するバディダイビング

バディシステム
バディシステム

ダイビング指導団体の講習でダイビングの基本は2人1組のバディダイビングが定義されている。しかし、多くのファンダイビングでバディ潜水が機能している状態を見ることは少ない。バディで潜るという意識がないので、形だけのバディシステムだったり、そもそもバディを設定しないなどが日本のダイビング業界が黙認している問題ではなかろうか。中途半端な講習なら最初っからバディシステムでの講習をやるべきではないし、バディシステムルールを学ぼうと考えて実行しようとするダイバーにとってみればこんな不条理なことはない。

バディと潜るという意識は万が一、相手に何かが起きた場合、迅速に対応ができ状況の悪化を未然に防ぐことができる。

フトヤギ
チームでの潜水意識

1人のガイドやインストラクターにつき数名のダイバーという図式になりがちの日本で行われているファンダイビング。ガイドはバディではない。そして中にはバディチェックを真剣にやっているダイバーを不思議そうに見るインストラクターまでいる。Cカード認定を受けたダイバーは自分の足で海に入り、上がってくる。そして常に安全のバックアップとして場でシステムが存在する。それ以上以下でもない。バディーシステムが機能しないのはダイバースキルがないからなのか?ほとんどの場合は意識がそもそも低いだけである。

ダイビングガイド
ダイビングガイド

ダイビング前の器材チェック、装着チェック、ダイビング中の残圧管理のほか、水中では相手に何かが起こった場合2秒以内で近づけるぐらいの距離感でコミュニュケーションが容易に取れる位置が基本。これをインストラクターやガイドが徹底していくことこそが安全ダイビングにおいての重要な要素になる。

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