最強隠れ岩 千貫瀬
上級者の登竜門でドリフトダイビング
スキューバダイビングには潜り方やダイビングスキルを限定しないと容易に潜ることができないポイントが沢山ある。
海中に沈んでいる瀬がそれである。
干潮時に水面から出てくる場合のものもあれば、常時水中に隠れている沈み瀬もある。
沈み瀬のように深度に変化がある生じるとこには、必ず潮流に影響を及ぼし、潮の流れに従順なプランクトンなどが集まる。
そのプランクトンを食べに、小魚が集まり、小魚を食べに中型魚が集まって、中型魚を狙って大型魚が集まるという風に、沈み瀬回りには食物連鎖が出来上がる。
この上ない環境がコンパクトに集約され圧倒される魚の群れる環境を拝むことができる。
だからこそ潮の流れは単純ではない。陸上での空気が複雑に動いているように、水中の水の動きも複雑に流れている。
水面で風が吹けば表層近くはその影響を受けているし、沈み瀬があってそれにぶつかったところは上昇する流れが発生する。また、沈み瀬を超えると、下降流が生じる。海底の障害物がなくとも、二つや三つの潮がぶつかれば、やはり下降流、上昇流が発生するする。
水中をガイドしていて非常に難しい状況がダイバーのレベルや潮流の強さなどでコースを選ばないといけない。
安全に楽しむためのトレーニングを
最低限の安全に楽しんでもらうためには、基礎的なスキル以外に潮流に逆らって泳ぐコツを理解しておく必要がある。
潮流に逆らって泳ぐ経験したことがあるダイバーならわかると思うが、運動負荷がとてつもなく上昇する。
正しい運動負荷に対するダイビングの理解と潮流に対する順応性を高めておくための準備を講習を受けて安全に極上のダイビングを体感しよう。
しっかりとした基礎練習がダイビングの安全の基盤を作ることは言うまでもない。
講習を受講することはどこでもできるかもしれないが、本当に価値ある内容にお金と時間を使って欲しい。ぜひ選んで講習を受講してください。
スキューバダイビングを始めた方に『ダイビングを続けて愛してほしい』と日々研究し奮闘中。素晴らしい仲間たちに囲まれ福岡より世界に向けて発信中。