ダイビングに【リブリーザー】を導入する
当スクールではレクリエーショナルダイビングの範囲内での水中ガイド、フォトダイビングを行ってまいりました。多くのダイバーが沢山の経験を積み、目的を明確に持ったダイビングを求めるようになってきました。平均水深も深くなるような水中撮影です。納得いくまでの撮影に集中し、時間を忘れノンストップ時間ギリギリの潜水が見受けられるようになってきました。減圧症に危機感を募らせるようになりました。
そこで情報の一つとしてリブリーザーという道具について調べるようになりました。従来のモデルは、いわゆる豊富な知識と卓越した技術を要し、取り扱いも複雑で、限られたダイバーが使用するようなモデルしかありませんでした。
しかしある時インストラクター仲間の紹介で見たのがポセイドン社のTYPE-Rリブリーザーつまりレクリエーショナルリブリーザーでした。正直その性能に驚きました。圧倒的な平均水深、潜水時間が得られるのです。
その操作方法はいたって簡単でボタン一つありませんでした。複雑な仕様はなくなり、撮影に集中できてその目的を達成する為に必要なものには十分でした。もちろん通常のダイビングのように講習や沢山潜りその独特な感覚に慣れることは必要ですが、レクリエーションの範囲内ならこれでほとんど問題はありません。様々なダイバーの目的に安全に応じて行くには潜水技術に加え、潜水道具の提案することが大切だと考えています。
リクリエーショナルダイビングにそこまでのことが必要か？とおしゃる方もいますが、決してすべての人に向けてお勧めしているわけではありません。無理な計画で無謀な潜水を実行しないで済むよう道具の提案を正しく行う必要は間違いなく有ると思います。リクリエーショナルダイビング、テクニカルダイビング、コマーシャルダイビングすべては潜水道具は手段です。目的に応じた正しい計画が立てられ、安全に実行できるようにダイビングスクールとして常に勉強し続け模索していきたいと考えています。すべては楽しみと安全のために。
